バイエルンがデア・クラシカー制す。敗れたドルトムントは3位に転落
ブンデスリーガ第11節の2日目が11月4日に行われ、香川真司が所属するドルトムントがホームでバイエルン・ミュンヘンに1ー3で敗れた。先発出場の香川は68分までプレーした。 ドルトムント 1ー3 バイエルン・ミュンヘン
2位ドルトムントと首位バイエルンによる首位攻防戦、この大一番で戦術的な変更を施してきたのはホームのドルトムントだった。ボス監督はこれまで一貫して採用してきた4ー3ー3ではなく、香川をオバメヤンに近くに配置した4ー4ー1ー1、あるいは4ー4ー2に近い布陣を採用。2人が前線から積極的にプレスをかけることで守備からリズムを作っていく。
12分には高い位置まで押し上げていたソクラティスの縦パスから裏に抜け出したオバメヤンがシュートに持ち込むが、これはズューレが間一髪で戻ってシュートブロック。すると、最初の決定機を生かせなかったドルトムントを尻目にバイエルンが決定力の高さを見せつける。
17分、左サイドでボールを持ったティアゴが逆サイドへ正確なサイドチェンジを供給。ファーサイドのハメスがワントラップして丁寧にボールを落とすと、最後は中央のロッベンがダイレクトで左足を一閃、鮮やかにゴールネットを揺らしてバイエルンが先制する。