ドルトムントが5試合ぶりの勝利
11月5日、ブンデスリーガ第10節が行われ、香川真司所属のドルトムントが酒井高徳所属のハンブルガーSVに敵地で5ー2の快勝を収めた。負傷中の香川はベンチ外、酒井は前節に続いてボランチで先発フル出場を果たした。
ハンブルガーSV 2ー5 ドルトムント
ドルトムントにとってハンブルクの本拠地イムテック・アレーナは最近10試合で1勝しかできていない鬼門のスタジアム。しかし、開始早々の4分にエースがそのジンクスを払拭する。左サイドを抜け出したプリシッチのクロスから中央のモルがダイレクトシュート。これはGKアードラーに阻まれるが、こぼれ球をオバメヤンがプッシュして難なく先制に成功する。
立ち上がりの失点で浮き足立つハンブルクを尻目にドルトムントは23分、ジュルーのバックパスをモルがかっさらってエリア内に進入。最後は中央でフリーのオバメヤンが押し込んで2点目を奪う。さらに27分には、バルトラが相手ゴールキックを跳ね返したボールがオバメヤンへの絶好のパスとなり、オバメヤンが単独で持ち込んでハットトリックを達成。一方、ハンブルクの前半のチャンスはディークマイヤーのクロスにミュラーが合わせた41分のシーンのみと、一方的な展開のままハーフタイムを迎えた。