酒井選手、想像を絶する重圧の中でのキャプテンの任務、お疲れさまでした - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
酒井選手、想像を絶する重圧の中でのキャプテンの任務、お疲れさまでした - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

ハンブルク酒井「言葉が見つからない」

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ブンデスリーガ最終節が5月12日に行われ、酒井高徳と伊藤達哉が所属するハンブルガーSVは本拠地でメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)に2ー1で勝利を収めたが、勝ち点2差のウォルフスブルクがケルンに勝利したため、クラブ史上初のブンデスリーガ2部降格が決定した。試合後、酒井キャプテンが当サイトのインタビューにドイツ語で応じた。

――降格が決まりました。今、どのようなお気持ちですか?

酒井 何て言えばいいのか、正しい言葉が見つかりません。とても悲しい日になってしまいました。ファン、選手、コーチ陣、クラブに属する全ての人たちにとって、辛いです。それでも今日、勝ち点3を獲得することができました。それは今日、僕たちがどうしても欲しかったものです。そして、僕たちは絶対に諦めないということを見せることができました。この数週間、僕たちは目標を達成するために本当にハードワークをしてきました。それでも残留できなかったのは、残念です。ただ、ここ数週間の安定したプレーは来季に向けての大きな成長だと思うし、また一からやり直したいと思います。

――僅差での降格となり、より悔しいのではないかと思います。

酒井 とても、とても辛いし、残留できなくてファンに申し訳ないです。でも、一時はどん底で、壊滅的な中、少しは巻き返すことができ、数試合は勝利することができました。最後の最後まで戦い、諦めなかった。個人的にファンに言いたいのは、ここ数週間の試合後にファンが見せたくれた態度はとても素晴らしく、僕たちに力を与えてくれたし、だからこそ今日、勝ち点3を獲ることができました。

――目標は1年でのブンデスリーガ復帰でしょうか?

酒井 もちろんそうですが、一気に全てを取り戻すのではなく、先程言ったように一からやり直します。それがチームにとって重要だと思います。ここ数週間は安定した戦いができましたが、このようにやっていけば最短で目標を達成できると思っています。