ブンデスリーガで実績を残した英国人選手。(左から)ハーグリーブス、キーガン、バーク - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
ブンデスリーガで実績を残した英国人選手。(左から)ハーグリーブス、キーガン、バーク - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

ブンデスリーガにおける英国人の系譜

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メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)に期限付き移籍で加入したリース・オックスフォードに続き、英国人のケイラン・ハインズがアーセナルからウォルフスブルクに加入した。ハインズはブンデスリーガでプレーする17人目の英国人選手となる。 3年契約でウォルフスブルクに加入した19歳のハインズは、初出場となったハンザ・ロストックとの練習試合でいきなりゴールを挙げる幸先の良いスタートを切った。彼はブンデスリーガで活躍した歴代の英国人選手たちに続くことができるのか。これまでドイツで実績を残してきた5人の英国出身選手を紹介する。

1)オーウェン・ハーグリーブス(バイエルン・ミュンヘン 2000年〜2007年)

ハーグリーブスはブンデスリーガで最も多くのタイトルを獲得した英国人選手だ。カナダのカルガリーで生まれ、16歳でバイエルン・ミュンヘンのユースアカデミーに加入すると、トップデビューを飾った2000/01シーズンにいきなりブンデスリーガと欧州チャンピオンズリーグ(CL)の二冠を達成。その後はレギュラーに定着し、ブンデスリーガ優勝3回、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝3回と着実にタイトルを積み上げていった。

ブンデスリーガでは通算145試合に出場し、2006年にはイングランド年間最優秀選手賞を受賞。しかし、同年に足を骨折して以降、そのケガから完全に復調することはなかった。2007年に母国イングランドに渡って再起を期したが、移籍先のマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティでも継続的にプレーすることはかなわず。2012年に31歳の若さで現役を退いた。

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