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2016/17シーズンに見られたブンデスリーガの新たな潮流

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ハイレベルな三つ巴の得点王争いに象徴されるように、2016/17シーズンのブンデスリーガではたびたび派手な撃ち合いが繰り広げられた。また、サポーターの大声援を味方につけたチームが最終節でハッピーエンドを迎えたように、ホームチームの強さが際立つシーズンでもあった。ファンを熱狂させたゴールラッシュ、各チームが示したホームでの強さ、そして監督選びの新たな傾向……この1年で生まれたリーグの最新トレンドをまとめた。

もはや予想不可能…波乱万丈のシーズン

今季も“平常運転”を続けたバイエルン・ミュンヘンを除けば、各チームが波乱万丈のシーズンを演出してくれた。ブンデスリーガ初参戦のライプツィヒが2位フィニッシュを飾れば、フライブルクも最終節まで欧州リーグ(EL)の出場権争いに絡むなど、今季は昇格組の健闘が光った。また、昨季は降格の危機にあったホッフェンハイムがユリアン・ナーゲルスマン監督の下で4位と躍進。来季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフに挑む。

再昇格して3シーズン目を迎えたケルンは、最終節で7位から5位に順位を上げ、25年ぶりに欧州カップ戦の出場権を獲得。ヘルタ・ベルリンはアウェー9連敗という地獄を味わいながらも、6位に踏みとどまって同じく欧州行きの切符を手にした。一方で、欧州カップ戦の常連だったレーバークーゼンシャルケメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)、ウォルフスブルクは、シーズン開幕前の大型補強も虚しく中位以下に沈むことになった。

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