ここまでオバメヤンは21ゴール。そのうち7ゴールはデンベレのアシストから生まれている - © © imago / Eibner
ここまでオバメヤンは21ゴール。そのうち7ゴールはデンベレのアシストから生まれている - © © imago / Eibner

ブンデスリーガのトップデュオ

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試合のレベルが高まれば高まるほど、美しいコンビネーションに目を奪われる機会は増加する。もちろんそれは攻撃の一場面に限らず、例えばセンターバックのコンビ、ボランチのコンビ、そして監督&コーチといった指導者陣からも見ることが可能だ。本稿では現在ブンデスリーガでパーフェクトなデュオに挙げられている3組を紹介する。

オバメヤン&デンベレ

おそらくブンデスリーガで最も危険なコンビは、ドルトムントのピエールエメリック・オバメヤンとウスマン・デンベレだろう。第23節終了時点で彼らは2人だけでスコアポイント(1ゴール=1ポイント、1アシウト=1ポイント)を「37」も稼いでおり、先日のレーバークーゼン戦でも前者は2ゴール、後者は1ゴール1アシストを記録している。

デンベレは今季がブンデスリーガ初挑戦だが、ここまで6ゴール9アシストと成績は申し分ない。しかも9つのアシストのうち7つはオバメヤンの得点をお膳立てしたもの。現在21ゴールで得点王レースのトップを走る同選手の活躍は、デンベレのおかげと言っても過言ではない。

- © gettyimages / Matthias Hangst

フォースベルク&ウェアナー

2016/17シーズンのブンデスリーガ・スコアポイントランキングにおいて、現在トップ5に2人以上の選手を抱えているクラブはライプツィヒのみ。その2人とはもちろん、10番を背負うエミル・フォースベルクと、ドイツ代表入りも間近と目されるティモ・ウェアナーだ。彼らのスコアポイントの合計は「35」。ポイントこそオバメヤン&デンベレにわずかに及ばないが、フォースベルクとウェアナーが見せるカウンターの鋭さは紛れもなく一級品である。

特にウェアナーの成長は著しい。シュトゥットガルトから移籍してきた今季は、ここまで14得点を挙げてブンデスリーガ得点ランキングの4位につける。ドイツ国籍の選手に限定すれば堂々の首位だ。相棒のフォースベルクも負けておらず、レッドカードによる3試合の出場停止がありながら、ここまでランキングトップの10アシストをマークしている。

- © imago / Christian Schroedter