長谷部「数字よりも質」
アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠は2月4日、ブンデスリーガ第21節のアウクスブルク戦でブンデスリーガ250試合目の出場を果たした。ゲームキャプテンとしてフル出場し、パス成功率は100%を記録した長谷部だったが、チームは0ー3で6試合ぶりの黒星を喫した。2008年2月2日に当時所属していたウォルフスブルクでブンデスリーガデビューをしてから丸10年となった同選手に試合後、話を伺った。
ーー残念な結果となりました。
長谷部 そうですね。内容としても敗戦は妥当かなと思います。相手もかなり研究してきて、前からプレッシャーを掛けてきたので。そういう相手に対して、自分たちの交わし方だったり、ゲーム運びだったりという部分で良くしていかないと。これからは相手もこうやってくるので、そういう時に自分たちで解決していかなくてはいけない。
ーーアウクスブルクは苦手な相手でしょうか?
長谷部 苦手と言うか、僕らの3バックに対して、相手がしっかりプレッシャーを掛けて来ていた。セカンドボールも拾われていたし。シンプルに僕らのDFラインの裏に蹴って来て、というのは想定してはいましたけど。それから最近、セットプレーから失点が多いので、そこは修正していかなくてはいけないですね。
ーーこの試合でブンデスリーガ250試合出場です。おめでとうございます。
長谷部 数字よりも質、中身だと思うので。そういう部分で言えば、まだまだ質は上げていきたいなと思うところもあります。数字は自分の中では「おまけ」みたいなもので、数字の中にある、自分のプレーの質というところをフォーカスしてみたいと思うし、そういう部分で、まだまだ個人的には満足できるものではないですね。