第31節のレーバークーゼン戦でブンデスリーガ初ゴールを記録したサンチョ - © © imago / Jan Huebner
第31節のレーバークーゼン戦でブンデスリーガ初ゴールを記録したサンチョ - © © imago / Jan Huebner

ドルトムントの新たなスター候補生

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ドルトムントがレーバークーゼンを4ー0で一蹴した前節の試合で、勝利の立役者となったのは18歳のジェイドン・サンチョだった。開始13分の先制ゴールに加え、後半にはチームの3点目と4点目をアシスト。その活躍ぶりは新たなスターの誕生を予感させるものだった。

レーバークーゼン戦での先制点はサンチョにとって記念すべきブンデスリーガ初ゴールだった。18歳と27日での得点はイングランド出身選手のブンデスリーガ史上最年少記録。また、ドルトムントで初めて得点を決めたイングランド出身選手となった。

サンチョは試合後、自身のゴールについて次のように振り返った。「ゴールの直前にもビッグチャンスがめぐってきたのに決められなかった。だから、“今日は何がなんでもゴールを決めなきゃダメだ”と自分に言い聞かせたんだ」

自身のツイッターもすぐに更新し、抑え切れない喜びを発信。「黄色い壁を背にプロ初ゴールに2アシスト。この気持ちは言葉では言い表せない。ファンからは素晴らしいエネルギーをもらった。Danke!」

左サイドで躍動した18歳に、チームメートたちも賛辞を惜しまない。サンチョのアシストからダメ押しの4点目を決めたマーコ・ロイスは、「ジェイドンにはずば抜けたテクニックがある。3点目のアシストで魅せたボールさばきはすごかったね。もらったチャンスに見事なまでに応えてくれたよ」と称えた。

一気にブレイクしそうなサンチョについて、ペーター・シュテーガー監督は地に足をつけて一歩ずつ成長していくことを願っている。「自分のやるべきことを見失わないようにすれば、結果を残せるはず」

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