ブンデスリーガ行きの決め手はポドルスキの助言だったと語るブルマ - © © imago
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ライプツィヒ加入のブルマ「ポドルスキにドイツ行きを勧められた」

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ライプツィヒは昨季、ブンデスリーガ初挑戦にして2位に食い込み、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得した。トップレベルでプレーしたいと考えている選手にとって、ライプツィヒのようなクラブからのオファーは魅力的なものであり、実際に今夏は有望な選手が続々とライプツィヒに集結した。しかし、トルコのガラタサライからやって来たブルマがドイツ行きを決断した理由は、ブンデスリーガのレジェンドの言葉がきっかけだったという。

今夏にドイツにやって来たUー21ポルトガル代表FWのブルマは、まだドイツ語を理解できず、入団会見では通訳を伴っていた。本人はブンデスリーガに慣れるために一日も早くドイツ語をモノにしたいと考えているが、現段階でも聞き取れる単語が一つだけある。それは「ポドルスキ」だ。

ブルマはケルンバイエルン・ミュンヘンで活躍し、現在はJリーグのヴィッセル神戸に所属するポドルスキとガラタサライでチームメートだった。そしてドイツへの移籍を考えていた時に、ポドルスキにアドバイスを求めたという。「ルーカスがこのオファーは受けるべきだと言ってくれた。ブンデスリーガは世界有数のリーグであり、ライプツィヒはトップクラスのクラブだとね」

ブルマは“ポルディ”の言葉に真剣に耳を傾け、ドイツ行きを決意。確かにティモ・ウェアナーのような若く才能ある選手が活躍するライプツィヒへの移籍は論理的にも正しい。今夏はポーランドで開催されたUー21欧州選手権にポルトガル代表として参加してブロンズブーツを獲得。その後は休暇を取っていたが、オーストリアで始まる合宿を前にチームに合流している。

ブルマは8月19日に予定されているシャルケとのリーグ開幕戦までにレギュラーポジションをつかみたいと考えている。「ライプツィヒに移籍できて本当に喜んでいる。チームを成功に導くために自分ができることをすべて出し切りたい。できる限り多く試合に出たいね。左サイドでプレーできればいいけど、最終的には監督が決めることだ」

2016/17シーズン、ライプツィヒの左サイドには19アシストを記録してリーグのアシスト王に輝いたエミル・フォースベルクが君臨していた。したがって、ブルマの宣言はフォースベルクに対する挑戦状と言えるだろう。ブルマが開幕からレギュラーの座を得るためには、プレシーズン中から華々しい活躍をする必要がありそうだ。

- © imago / Picture Point LE