フランクフルト長谷部、ドルトムント戦「勝ち点3を狙って戦う」
長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトは10月21日(土)、ブンデスリーガ第9節で香川真司が所属するドルトムントと対戦する。ブンデスリーガの日本人最多出場記録 (242試合)を持つ長谷部と同最多得点記録(38ゴール)を持つ香川の激突を前に、前者にインタビューを行った。
——今週末、フランクフルトはホームでドルトムントと対戦します。
長谷部 ドルトムントは現在首位で、前節のライプツィヒ戦で敗れましたけど、新しい監督が来て、また素晴らしい戦いをしていますし、難しい相手には変わりないです。ただ、自分たちのホームでの試合なので、勝ち点3を狙って戦いたいなと思います。
——昨季はドルトムントとのホーム戦で勝利を収めました。
長谷部 昨年は2ー1で勝利したので、その時の良い感覚も持ってますし、良い準備をしたいと思います。
——ドルトムントとの対戦はどのようなところが難しいのでしょうか?
長谷部 ドルトムントは新しい選手や負傷者が復帰してきて、戦力がしっかりと整っています。攻撃と守備、両方とも穴がない、隙のないチームなので非常に難しい試合になると思います。ただ、自分たちも戦術的な部分では今シーズンも良い戦い方ができているので、それをしっかりとこの試合でも表現したいと思います。
——香川選手との対戦についてはいかがですか?
長谷部 彼とはブンデスリーガで何度も対戦していますし、特別な感じはもうありません。彼はドルトムントというヨーロッパでトップのクラブで、厳しい競争の中で戦っています。日本人としてお互い、ピッチに立てたらと思います。
——先日、香川選手はブンデスリーガ通算38得点目を挙げて日本人最多得点記録を樹立しました。このことはご存知でしたか?
長谷部 ニュースで見ました。ドルトムントでの彼の功績というのは本当に素晴らしいですし、得点だけでなく、いろいろな意味での彼の貢献度というのは大きいと思います。彼が活躍したことによって、多くの日本人がブンデスリーガでこうしてプレーできている。彼がこの流れを作ってくれたと思います。