フランクフルトの新監督に就任することが決まったヒュッター氏 - © © gettyimages / Savvides / AFP
フランクフルトの新監督に就任することが決まったヒュッター氏 - © © gettyimages / Savvides / AFP

フランクフルトの新監督が決定

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長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトが、来季からバイエルン・ミュンヘンで指揮を執るニコ・コバチ監督の後任としてアディ・ヒュッター氏を招聘したと発表した。

クラブは今季スイス1部リーグのヤング・ボーイズを1986年以来の優勝に導いたヒュッター監督と2021年までの3年契約を締結。フレディ・ボビッチSDは同監督の招聘について次のようにコメントしている。「アディはまさにサッカーのために生きている男だ。申し分のない経歴の持ち主でもある。数多くのクラブで熱心に仕事をし、チームから最高のものを引き出すことに成功している。我々のクラブに向いているし、アディは常に次期監督候補だった。建設的な議論を重ねて契約に至った。一緒に働くことを楽しみにしている」

ヒュッター監督はオーストリア生まれの48歳で、選手時代はMFとして活躍。2007年から指導者の道を歩み始め、2014/15シーズンにオーストリアのザルツブルクを率いてリーグとカップの二冠を達成した。その後はヤング・ボーイズの監督に就任し、今季はバーゼルの9連覇を阻止してリーグ優勝。母国スイス以外でタイトルを獲得した最初のオーストリア人監督となった。また、スイス杯でも決勝進出を決めており二冠の可能性がある。

ヒュッター監督はフランクフルトで指揮を執ることについて長年の夢が実現したと語っている。「ヤング・ボーイズでは素晴らしい3年間を過ごした。ここでの日々は忘れないだろう。特にタイトルを獲得し、優勝の喜びを知ることができたのはいつまでも心に残る。フランクフルトに移ることは私にとって夢の実現だ。選手時代も、監督になってからもオファーがあったにもかかわらず実現せずにいた。ついにワールドカップ優勝国のリーグで戦えることになった。楽しみにしている」