フランクフルトのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由
長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトは、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝を飾り、最高の形で今季を締めくくった。アドルフ・ヒュッター新監督の就任にともなう戦術の変化、そして欧州カップ戦へのカムバックなど、同クラブのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由とは?
1)攻撃的サッカーを目指す新指揮官
ニコ・コバチ監督のバイエルン・ミュンヘン移籍にともない、新たに指揮官の座に就いたのはオーストリア人のアドルフ・ヒュッター監督。今季ヤングボーイズ(スイス)を32年ぶりにスイスリーグ王者へと導いた同監督は、フランクフルトでの就任会見で「私はオフェンシブなサッカーを支持しています。もちろん攻撃だけをすることなど不可能ですし、守備に追われるような相手との試合もあるでしょう。しかし、積極的に前線へ出ていくようなチームを見たいと思って、ファンの皆さんはスタジアムに来てくれるのです」と話しており、ファンにとってスペクタクルな攻撃的スタイルを導入する意向だ。