フランクフルトが暫定5位浮上、ハンブルク伊藤は途中出場
ミッドウィーク開催のブンデスリーガ第16節初日が12月12日に行われ、酒井高徳と伊藤達哉が所属するハンブルガーSVは本拠地で長谷部誠と鎌田大地のアイントラハト・フランクフルトと対戦し、1ー2で黒星を喫した。酒井はベンチ入りも出番なし、伊藤は67分から出場、長谷部と鎌田はベンチ外だった。 ハンブルガーSV 1ー2 アイントラハト・フランクフルト
ホームのハンブルクは開始直後、左MFのコスティッチがドリブル突破から相手ゴールに迫り、チームに勢いをもたらすプレー。すると9分、キャプテンマークを巻いたパパドプロスがCKに頭で合わせ、幸先良く先制点を奪う。
フランクフルトはこの失点の直前に、CBアブラハムが負傷交代するアクシデントもあったが、しかし次第に試合のペースを握り出す。そして16分、チャンドラーからのパスをペナルティーエリア内で受けたウォルフが、巧みなボールコントロールで相手をかわし右足シュート。これがネットに決まり、フランクフルトは早々に試合を振り出しに戻した。
その後も主導権を握るフランクフルトは24分、ウォフルからスルーパスを引き出したチャンドラーが中に折り返すと、後方から走り込んだガチノビッチが逆転弾。前半はフランクフルトの1点リードで終了した。