クラブと代表で充実の時を過ごしているフィンボガソン - © © gettyimages
クラブと代表で充実の時を過ごしているフィンボガソン - © © gettyimages

フィンボガソンに訪れた「最高の時」

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悲願のワールドカップ初出場を決めたアイスランドと、ブンデスリーガで過去最高のスタートダッシュに成功したアウクスブルク。この2チームで主軸を担うのがアルフレズ・フィンボガソンだ。にわかに存在感が増した28歳のストライカーは今、キャリアのピークを迎えようとしている。

オランダでリーグ得点王に輝く

フィンボガソンはこれまでロケレン(ベルギー)、ヘルシンボリ(フィンランド)、レアル・ソシエダ(スペイン)、オリンピアコス(ギリシャ)など、欧州7カ国の8クラブでプレーしてきた。ヘーレンフェーン(オランダ)時代の2013/14シーズンには29ゴールを挙げてエールディビジ得点王を獲得。2015/16シーズンの途中にアウクスブルクに加入すると、在籍3年目の今季は開幕7試合で4ゴールと開幕からハイパフォーマンスを披露している。

第3節のケルン戦では2013年11月以来となるハットトリックを達成。8月のメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦では開始33秒でゴールネットを揺らしてクラブの最速得点記録を更新したが、フィンボガソンは2016年のウォルフスブルク戦でも開始46秒でゴールを決めている。開始1分以内に2ゴールは、もちろんクラブ史上初の快挙だ。

複数のクラブで様々な経験を積んできたフィンボガソンは、「多くのことを学んできた。精神的に強くなければならないし、前向きでいる必要がある。そして常に自分を信じていなければならない」と自信を持つことの重要性について語っている。

- © gettyimages / Sebastian Widmann
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