バイエルンのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由
ユップ・ハインケス監督からニコ・コバチ監督へ――バイエルン・ミュンヘンのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由とは?
1)15年ぶりにカムバック
今季限りでその職を退いたユップ・ハインケス監督の後任に選ばれたのは、2001年から2003年までバイエルンのユニフォームを身にまとっていたニコ・コバチ監督だ。同監督は長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトを2季連続でドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝に導き、2度目の挑戦となった今季、ついに優勝を勝ち取るなど、フランクフルトに30年ぶりとなるタイトルをもたらした。15を超える異なった国籍の選手が集う中、彼らを巧みにまとめあげ結果を残したコバチ監督が、ドイツ最大のビッグクラブでどのような采配を見せるのか――ファンでなくとも、新生バイエルンへの興味は尽きない。