バイエルンは第12節でレーバークーゼンに競り勝ち、公式戦の連敗を2で止めた - © © gettyimages / Matthias Hangst
バイエルンは第12節でレーバークーゼンに競り勝ち、公式戦の連敗を2で止めた - © © gettyimages / Matthias Hangst

バイエルン、首位奪還へ虎視眈々

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ポジション変更が功を奏す

ドルトムントとの“デア・クラシカー”で今季初黒星を喫し、14カ月ぶりに首位から陥落したバイエルン・ミュンヘンが、第12節でレーバークーゼンに2ー1で勝利し、首位ライプツィヒとの勝ち点3差をキープした。バイエルンは直前のチャンピオンズリーグ(CL)でロストフ(ロシア)に逆転負けを喫して公式戦2連敗。負けが許されない状況でレーバークーゼン戦に臨んだが、選手たちは悪い流れを断ち切るという強い意志を見せて接戦をモノにした。試合後、キャプテンのフィリップ・ラームは「2連敗したら、次は勝ちしかない。それがバイエルンだ。ただ、ライプツィヒが先に勝っていたことでプレッシャーの掛かる試合だった」と、重圧の中での一戦だったことを認めた。

ラームはこの試合でキックオフのボールを蹴った。そして、キャプテンが前へと駆け上がったのはこの時だけではなかった。カルロ・アンチェロッティ監督のシステム変更により、ラームは中盤でより攻撃的な役割を担った。30分のティアゴ・アルカンタラの先制点も彼のシュートのこぼれ球から生まれている。ラームの定位置である右サイドバックを任されたヨシュア・キミッヒは、「監督は僕が右サイドもできると分かっている。フィリップも両方できるから、僕らはフレキシブルに戦えるんだ」と手応えを口にしている。

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