バイエルン、アトレティコに雪辱果たす
12月6日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第6戦が行われ、バイエルン・ミュンヘンは本拠地でアトレティコ・マドリード(スペイン)と対戦し、1ー0で勝利した。
バイエルン 1ー0 アトレティコ
すでにグループリーグ突破を決めている両クラブの対戦。バイエルンはラームやミュラー、リベリー、キミッヒなどをベンチに温存してのスタートとなった。
最初のチャンスは開始53秒に訪れる。バイエルンが右CKを獲得すると、ペナルティーエリア外で待っていたコスタがこぼれ球をミドルシュート。しかしこれを抑えることができず、ボールはクロスバーの上を越えてしまった。
堅い守りからのカウンター攻撃に活路を見出すアトレティコも9分、手数をかけずに前線へ運ぶと、グリーズマンのスルーパスからカラスコがゴール左に抜け出す。しかし左足トゥーキックで放たれたボールは、ノイアーが素晴らしい反応で防いだ。
アトレティコはさらに16分、ヘルナンデスが上げた左からのセンタリングに、ゴール至近距離でカラスコが合わせたが、これもバイエルン守護神が両手でがっちりとキャッチしている。
1点をリードして迎えた後半も、ボールを保持するのはバイエルン。しかしアトレティコもゴール前のスペースを与えず、60分にはコレアとガメイロの2人を同時に投入し、その8分後にもパーティーをピッチに送りだすなど、流れを引き戻そうという試みが見られた。
バイエルンにビッグチャンスが訪れたのは77分、ペナルティーエリア左からコスタが低めのセンタリングを入れると、ゴール正面5mのティアゴがフリーとなる。しかしボールのバウンドに左足をうまく合わせられず、放たれたシュートはなんとクロスバーの上。バイエルンは追加点の絶好機を逃してしまった。
【得点】
その後、両者ともにネットを揺らすことができず、バイエルンが1ー0で勝利。9月28日、敵地で負けたアトレティコに対し、ホームで雪辱を果たした。
バイエルン:レバンドフスキ(28分)
アトレティコ:なし
【ラインナップ】
バイエルン(4ー3ー3)
ノイアー;ラフィーニャ、フメルス、アラバ、ベルナート;ティアゴ、ビダル、サンチェス;ロッベン(83分 キミッヒ)、レバンドフスキ(80分 ミュラー)、コスタ(87分 マルティネス)
アトレティコ(4ー4ー2)
オブラク;ブルサリコ、ゴディン、サビッチ、ヘルナンデス;ニゲス、ガビ、コケ(68分 パーティー)、ガイタン(60分 ガメイロ);グリーズマン、カラスコ(60分 コレア)