ウルライヒ「マヌの代わりを務めることができる」
バイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーが左足の中足骨を骨折し、年内復帰は絶望的となった。守護神の離脱により、今夏のドイツ・スーパーカップやブンデスリーガ開幕節でノイアーの代わりを務めたスベン・ウルライヒ(29)が今後はバイエルンのゴールマウスを守ることになる。9月19日に行われたブンデスリーガ第5節ではシャルケを無失点に抑え、早速バイエルンの勝利に貢献した同選手に試合後、インタビューを行った。
——長い休みがありましたが、またゴールマウスを守る気分はいかがですか?
ウルライヒ またプレーすることができてうれしいです。でも、まずはマヌ(エル・ノイアー)のことを気にかけています。けがが再発してしまったことは、簡単ではありませんからね。彼が早く復帰し、これまでと同じようなマヌとして戻ってきてくれることを願っています。
——シャルケ戦の前にノイアー選手と連絡はとりましたか?
ウルライヒ 彼の手術の前に「うまくいきますように」とメッセージを送りました。彼からは「良い試合を」と返してくれました。僕たちはよく連絡を取り合いますし、互いによくわかり合っています。
——バイエルンGKとして素晴らしいカムバックで、良い試合でした。
ウルライヒ 僕も満足しています。1、2回、危ない場面はありましたが、運良くボールを抑えることがでました。プレッシャーもなかったですしね。自分にとって最初の試合としては満足ですが、これからはまたリズムを取り戻し、慣れないといけません。
——前回の出番では、試合ごとに良くなっていきました。今回もそうなるでしょうか?
ウルライヒ もうそうなってますよ(笑) 僕はただ、自分の力を発揮し、全力を尽くしたいです。この先、うまくいかない試合があるだろうってことも分かっています。でも、自分に何ができるかを知っている。マヌの代わりを務めることができます。また、それを証明したいと思います。重要なのはチームとしての成果であり、それが常に一番です。