ハインケス監督がブンデスリーガ通算500勝の偉業を達成
選手、監督としてあらゆる記録を更新してきたバイエルン・ミュンヘンのユップ・ハインケス監督が、また一つ新たな金字塔を打ち立てた。第12節のアウクスブルク戦で勝利を飾り、選手・監督として史上初めてブンデスリーガ通算500勝を達成した人物となった。
ハインケス監督にとって選手、監督としてブンデスリーガ通算1016試合目となったアウクスブルク戦、バイエルンはアルトゥーロ・ビダルとロベルト・レバントフスキのゴールで3ー0の快勝を収め、指揮官に節目の500勝目をプレゼントした。監督としては通算647試合目の指揮で326回目の勝利だった。
試合終了後、記録達成について問われたハインケス監督は、「自分自身に関する数字や統計には関心がないほうだから驚いている。意味がないとは言わないし、素晴らしい記録だが、記録を作ったと認めるだけにしておくよ」といつもの謙虚な姿勢を崩さなかった。
しかし、周囲の人間にとっては大きな意味を持っていたようだ。アウクスブルク戦でキャプテマークを巻いたアリエン・ロッベンは「感銘を受けた。非常に素晴らしいことだ」と絶賛。ハサン・サリハミジッチSDも「本当に優秀な監督だ。彼と一緒に働くのは夢のようだし、クラブにとっても光栄なこと」とコメントしている。