原口(左)は数的不利な状況でもチームがハードワークしたことに触れ、最後の最後で勝ち点を逃したことを悔んでいる - © © imago / Chai v.d. Laage
原口(左)は数的不利な状況でもチームがハードワークしたことに触れ、最後の最後で勝ち点を逃したことを悔んでいる - © © imago / Chai v.d. Laage

ヘルタ原口「プラン狂った」、第9節シャルケ戦後インタビュー

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10月17日に行われたブンデスリーガ第9節で、原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でシャルケと1-1で90分を迎えたが、ロスタイムに勝ち越しを許した。81分まで出場した原口が試合後、インタビューに答えた。

――最後の最後で勝ち点を逃したが。

原口 そうですね。まあ10人になっても対等に、しっかり戦えていたと思います。同点に追いついたっていうのは、10人になって1点取られても、チームとして機能できていた証拠だと思います。

 ――イビシェビッチが早い時間で退場してしまったが、やはりそこが転機となった?

原口 もともと相手も力のあるチームだったので、こちらが10人になると難しい状況になりました。

 ――きょうは3位シャルケ対4位ヘルタの上位対決。選手も気合いの入る試合だったと思うが、どう試合に臨もうと思っていた?

原口 ちょっと熱くなりすぎてしまって、カードも多かった試合でしたし、ああいう形で1人いなくなってしまって・・・。まぁテンションの高い試合なので仕方ないですけど、自分たちのプランは狂いましたよね。あれによってもちろん。

――プランというのは具体的に?

原口 今、僕たちがやっているサイド(攻撃)から2枚のFWに合わせるっていうのは普段から練習してるので。それがCFがいなくなってしまったことによって、攻め方を変えなきゃいけなかったですし。後半はバウムヨハンが出てきてチームとして収まりができたので、後半はうまく(チーム)が回ったんじゃないかなと思います。

――チームの中で「後半もいける」という雰囲気はあった?

 原口 ハーフタイムもそうですけど、監督も選手たちも「まだ1-0だし、10人でもやれる」っていう声はありましたし、そういう自信が今チームにあると思うので、その通りのパフォーマンスはできたと思います。1人少ない中で全員が良い仕事というかハードワークをして、1人足りないぶんしっかり走って戦っていたと思いますし。だからなおさらその最後の1分がもったいなかったなと思います。

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