主力を温存したドルトムントはPAOKと対戦し1-1の引き分けに終わった - © © imago / ANE Edition
主力を温存したドルトムントはPAOKと対戦し1-1の引き分けに終わった - © © imago / ANE Edition

ドルトムント再びドロー、敵地でPAOKに1-1

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10月1日、欧州リーグ(EL)グループリーグ第2戦が欧州各地で行われ、香川真司が所属するドルトムントは敵地でPAOK(ギリシャ)と対戦し、1-1で引き分けた。香川はメンバー外となっている。

PAOK 1-1 ドルトムント

疲労を考慮し、フメルス、ソクラティス、香川、ギュンドアン、オバメヤンの主力5人を遠征に帯同させなかったドルトムントだが、試合開始からボールを支配し続ける。しかし敵陣に入ると相手最終ラインの人数は6人にまで増加。固い守備に手を焼く。29分、右サイドからホーフマンがグラウンダーのセンタリングを入れると、ゴール前のロイスがスライディングで飛びこむ。しかし手前でボールがDFの足に当たってコースが変わり、ビッグチャンスを逃してしまった。すると34分、一瞬の隙を突かれ裏へのパスを許すと、抜け出した元ニュルンベルクのマクに豪快なシュートを決められ、1点のビハインドを背負うことになった。

後半に入ってからも試合の流れは変わらず、ボール支配はドルトムント、PAOKはカウンターを狙うという構図で時間が進む。59分、元レーバークーゼンのベルバトフが前に出ていたバイデンフェラーを見て約35mの位置からロングシュートを放つが、ボールはバーの少し上を流れていった。65分、ドルトムントは1度に2人を交代。ミキタリヤンとワイグルを下げ、ラモスとシュメルツァーを投入する。そして72分、左からのパスをゴール正面約20mの位置で受けたカストロが、ふわりと浮き球のパスをゴール前に送ると、ホーフマンがここに走り込む。GKも飛び出してくるが、ホーフマンはボールに触らず、そのままゴールにボールが吸い込まれ1-1の同点になった。その後はドルトムントが攻勢を強め、88分にはパクのミドルシュートが右ポストをかすめる惜しいシーンもあったが、このまま試合は引き分けで終了している。

【その他ブンデスリーガ勢の成績】
シャルケ 4-0 アステラス(ギリシャ)
アウクスブルク 1-3 パルチザン(セルビア)