第8節の注目カード(1)<br>ダルムシュタット対マインツ
ブンデスリーガ第8節は10月2日から4日に開催される。初日の2日(金)には、武藤嘉紀が所属するマインツが敵地に乗り込み、ダルムシュタットと初めて顔を合わせる。両チームの本拠地はわずか31kmしか離れていないことから、ブンデスリーガの新しいダービーと言っていいだろう。
マインツはここまで3勝4敗で黒星が先行しており、現在は今季初の連敗中。前節はバイエルン・ミュンヘンに0-3で完敗した。フル出場した武藤は試合後、「この2戦負けてしまったのはもったいなかった。次はなにがなんでも勝って流れを変えられたらと思います」とすぐに気持ちを切り替えた。もし、この試合で敗戦となれば、マーティン・シュミット監督の指揮下では初の3連敗となってしまう。また、同監督の下では3試合連続で無失点に終わった試合もないことから、FWの武藤には“なにがなんでも”ゴールを決めてもらいたい。
ダルムシュタットは33年ぶりのブンデスリーガの舞台にもかかわらず、7試合を終えて2勝4分1敗と下馬評以上の好成績を残している。前節はドルトムント相手に90分にキャプテンのアイタク・スルが同点弾を決めて引き分けに持ち込み、勢いに乗っている状況だ。
【今季ここまでの記録】
Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率