マヌエル・ノイアーこども財団「こどもたちが豊かさを教えてくれる」
「サッカーは素晴らしいきっかけとなる」
バイエルン・ミュンヘンの守護神マヌエル・ノイアーは、世界屈指のサッカー選手というだけではなく、2014年から『ブンデスリーガ基金』のこども大使を務めており、自らも『マヌエル・ノイアーこども財団』の発起人として、青少年たちをサポートしている。そのノイアーが9月20日の世界こども日に際して、ブンデスリーガ公式サイト(Bundesliga.de)のインタビューに応じ、彼の活動の目的や『ブンデスリーガ基金』との協力関係などについて話した。
ーー『マヌエル・ノイアーこども財団』の発起人として、また『ブンデスリーガ基金』のこども大使としての動機を教えてください。
マヌエル・ノイアー 近所の道を歩くだけでも、この世界で多くの人が助けを求めていることが見えてきます。僕はまだ学校に通っていた時のことをよく覚えています。休憩時間に僕のパンを欲しいと言ってきた子がいたり、金銭的な理由で遠足へ一緒に行けない子が居たりして、今のこの世の中で、そんなことがあるべきではないと考えました。同じように発起人として基金を立ち上げていたゲーラルド・アサモアやクリストフ・メッツェルダー(ともにシャルケの元同僚)という先輩たちが、僕自身が行動を起こすためのアイデアを与えてくれました。