データが語る!バイエルン、現監督の下では最も若い先発メンバー
バイエルン・ミュンヘンは9月19日、ブンデスリーガ第5節でダルムシュタットと対戦した。3日前に欧州チャンピオンズリーグのグループステージ初戦をアウェーのギリシャで戦い(オリンピアコスに3-0で勝利)、3日後の22日(火)にはミッドウィーク開催のブンデスリーガ第6節でウォルフスブルクとの一戦を控えるバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督は、何人かの主力を温存。それでも33年ぶりにブンデスリーガに復帰し、ここまで無敗と快進撃を続けていたダルムシュタットに3-0で快勝し、開幕から5連勝となった。この試合をデータで振り返る。
新加入のビダル、コマンが初ゴール
- バイエルンが76%のボール保有率で18本のシュートを放ったのに対し、ダルムシュタットのシュート数は5本だった
- バイエルンの先発メンバーの平均年齢は24.9歳。グアルディオラ監督の指揮下では最も若いスターティングメンバーとなった
- バイエルンはW杯優勝経験のあるシャビ・アロンソとハビエル・マルティネス(ともに元スペイン代表)フィリップ・ラーム(元ドイツ代表)、トーマス・ミュラー(ドイツ代表)が控える豪華なベンチだった
- 今季ブンデスリーガに復帰したアルトゥーロ・ビダルにとって、2011年4月23日以来のブンデスリーガでの得点となった(当時はレーバークーゼンに所属)
- 今季加入したキングスレイ・コマンは、ブンデスリーガで得点を挙げたバイエルンの5人目のフランス出身選手となった(他の4人はフランク・リベリ、ビセンテ・リザラズ、 ウィリー・サニョル、ジャン=ピエール・パパン)
ダルムシュタット、33年ぶりの敗戦
- ダルムシュタットは昨年10月初旬にデュッセルドルフに敗戦して以降、ホームでは公式戦14試合で無敗だったが、王者バイエルンの前にその記録は破れた
- ダルムシュタットは33年ぶりにブンデスリーガで敗戦を喫した。前回は1982年5月、メンヘングラードバッハ(ボルシアMG)に1-6で敗れ、ブンデスリーガ2部へ降格した
- ダルムシュタットは今季、初めて先制点を許し、前半のうちに得点を奪われたのも初めてだった
- ダルムシュタットは前節までの全4試合で3失点に抑えていたが、バイエルンから一気に3失点を喫した