香川(中央)のドルトムントはブンデスリーガ開幕4連勝をかけ酒井宏(左)と清武(右)のハノーファーと敵地で対戦する
香川(中央)のドルトムントはブンデスリーガ開幕4連勝をかけ酒井宏(左)と清武(右)のハノーファーと敵地で対戦する

第4節の注目カード(1)<br>ハノーファー対ドルトムント

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【今季ここまでの記録】

9月11日〜13日、ブンデスリーガ第4節9試合がドイツ各地で開催され、2日目には清武弘嗣と酒井宏樹のハノーファーが、香川真司の所属するドルトムントを本拠地に迎える。(※日本時間12日22時半キックオフ)

開幕からの3試合で1度も先制点を奪えず、2敗1分と勝利に見放されているハノーファーは、過去7シーズンで最悪のスタートを記録している。また、2試合連続ノーゴールという攻撃陣の不振を救えるのは、中足骨の骨折から復帰し、この試合に照準を合わせていた“新10番”清武しかいないと思われたが、同選手は先週、プライベートの事情により一時帰国。7日にチーム練習へ合流したものの、コンディションはまだ万全ではないことが予想され、エースが躍動する姿を見られる時間は減少してしまうかもしれない。したがって、「首位との対決6連敗中」という嫌なジンクスを打ち破る可能性も極めて低いのが現状だ。

不安材料ばかりが目立つハノーファーとは対照的に、目下、今シーズンの公式戦全8試合に勝利するなど最高の滑り出しを見せているのがドルトムントだ。トーマス・トゥヘル監督は、同クラブの指揮官として、就任直後のリーグ戦で3連勝を飾った初めての人物となり、欧州リーグ(EL)予選を含めると30得点という破壊力を、2カ月たらずで作り上げた。そしてFWピエールエメリック・オバメヤン、香川、MFヘンリック・ミキタリヤン、MFマーコ・ロイスらで構成されるカルテットがこのうち25得点をマークしており、対戦相手に守備の的を絞らせないという強みも併せ持っている。このうちロイスとオバメヤンは代表合流中の負傷により出場が不安視されているが、MFゴンザロ・カストロ、MFヨナス・ホーフマン、FWアドリアン・ラモスなど控えメンバーの豪華さも決して看過できない。クラブ史上初の「シーズン開幕から公式戦9連勝」という金字塔達成は目前だ。

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】

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