ドルトムント、第21節は南側ゴール裏を閉鎖
香川真司が所属するドルトムントは2月13日、ドイツサッカー連盟(DFB)から下された判決に対し、異議申し立てを行わず、処罰を受け入れることを発表した。
同4日にホームで行われたライプツィヒ戦で、ドルトムントサポーターの一部が暴徒化し、ライプツィヒのファンを襲撃。負傷者が多数出ていたことに加え、キックオフ前にはドルトムントのコアサポーターが陣取る南側ゴール裏が、ライプツィヒを揶揄するバナーで埋め尽くされた。この事態を重く見たDFBは同10日、罰金10万ユーロ(約1200万円)と、「1試合限定の南側ゴール裏閉鎖」という処分を通達していた。
これによりドルトムントは、今週末のブンデスリーガ第21節ウォルフスブルク戦で、「黄色い壁」と呼ばれる約2万5000人収容可能な立ち見席をすべて空席にする。
なお、同クラブの発表によると、ウォルフスブルク戦の南側ゴール裏チケットを持つファンには、5月20日の今季最終節ブレーメン戦の入場券が4月中旬に送られる予定となっており、年間シート購入者は4週間以内に所定の手続きを取れば、1試合分の額が返金されるという。