トリッソ「目指すはヘルプストマイスター」
今夏にバイエルン・ミュンヘンに加入したコランタン・トリッソはすぐにブンデスリーガに順応して持ち前の競り合いの強さと得点力を発揮している。フランス代表にも名を連ねる23歳の新鋭がインタビューに応じ、バイエルンやブンデスリーガの印象、優勝争いについて語った。
――1カ月前はドルトムントとの勝ち点差は5ポイントありましたが、それを逆転して6ポイントのリードを奪いました。これほど早く首位を奪還ができると思っていましたか?
トリッソ サッカーはあっという間に状況が変わるけど、今回のことは必ずしも想像していたことではないよ。ただ、ユップ・ハインケスが監督に就任してからチームがうまくいくようになった。いい流れに乗っているのは間違いないし、それはドルトムント戦でも証明することができた。
――ここからバイエルンが独走態勢に入るのでしょうか?
トリッソ シーズンは先が長い。まだ11試合しか戦っていないし、この先もいろいろなことが起こり得る。情勢があっという間に変わるということを目の当たりにしたばかりだしね。周囲の期待に応えられるよう、懸命にやっていかないと。
――最大のライバルはやはりドルトムントとライプツィヒでしょうか?
トリッソ そうなるだろうね。ライプツィヒにはドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)で苦しめられたし、今後も上位争いに絡んでくるはずだ。ドルトムントにしても選手はそろっているし、また立て直してくるだろう。
――ウィンターブレークまでの目標は?
トリッソ もちろん目指すのはヘルプストマイスター(秋の王者)だ。僕らはすべての試合を勝ちたいと思っているし、連勝をできるだけ伸ばしていきたいね。とてもやりがいがある。