データで振り返る第34節(3)ヘルタ・ベルリン対レーバークーゼン
今季不振を極めたレーバークーゼンがこれまでのうっぷんを晴らすかのような大勝でシーズンを締めくくった。ヘルタ・ベルリンは得意のホームでまさかの惨敗を喫したものの、6位でシーズンを終えて来季の欧州リーグ(EL)出場権を獲得。ヘルタの原口元気に出場機会はなかった。 ヘルタ・ベルリン 2ー6 レーバークーゼン
- ヘルタはホームゲーム17試合のうち15試合目まではわずか9失点だったが、最後の2試合でそれを上回る10失点を喫した(第32節のライプツィヒ戦で1ー4、最終節で2ー6)
- ヘルタが1試合で6失点を喫するのは2012年3月以来、およそ5年ぶり。その時はホームでバイエルンに0ー6で敗れた
- レーバークーゼンの1試合6得点は2004年3月以来。その時もアウェーでブレーメンに6ー2で大勝した
- ヘルタはラスト10試合で7敗と不振に陥ったが、それまでの貯金に助けられて何とかEL出場圏内でフィニッシュした
- レーバークーゼンは残留争いに巻き込まれるという不測の事態に陥ったものの、ラスト3試合は無傷で乗り切った(1勝2分け)
- レーバークーゼンはヘルタがブンデスリーガに再昇格を果たした2013年以降、8度の対戦で7勝目を挙げた
- レーバークーゼンのチチャリートは2月17日以来(第21節)のゴール。最終戦でようやく長いトンネルを抜け出した
- チチャリートの開始5分での先制点はヘルタにとって今季最速失点
- レーバークーゼンのカイ・ハフェルツが2ゴールを挙げ、リーグ史上2番目の若さ(17歳11カ月)でドッペルパック達成者となった。なお、最年少記録はティモ・ウェアナー(現ライプツィヒ)がシュトゥットガルト時代に記録した17歳8カ月
- レーバークーゼンは今季公式戦で7本のPKのうち5本を失敗していたが、今節は2本のPKをいずれも成功させた
- 1試合で合計3度のPK判定(ヘルタに1回、レーバークーゼンに2回)は、第7節のマインツ対ダルムシュタット以来今季2度目
- ヘルタのミッチェル・ワイザーは今年に入って初の先発出場を果たし、71分に8カ月ぶりのゴールを挙げた