DFB杯1回戦に先発したシュトゥットガルト浅野は惜しいシュートシーンもあったが、ゴールを挙げることはできなかった。来週末のブンデスリーガ開幕節でも先発入りを目指す - © © imago / Sportfoto Rudel
DFB杯1回戦に先発したシュトゥットガルト浅野は惜しいシュートシーンもあったが、ゴールを挙げることはできなかった。来週末のブンデスリーガ開幕節でも先発入りを目指す - © © imago / Sportfoto Rudel

浅野「危機感を持ってやっていきたい」

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浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトは8月13日、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦でエネルギー・コトブス(4部)にPK戦の末に勝利を収めた。先発し、55分に交代した浅野が試合後、インタビューに応じた。

ーー辛勝でした。

浅野 そうですね。失点の仕方が良くなくて、そこで1(失点)で抑えられたら良かったんですけど、前半のうちに2失点してしまったことが、今日みたいに難しい試合になってしまった原因だと思います。

ーー焦りましたか?

浅野 いや、僕自身は特に焦ることはなかったです。追いついて、追い越せると思っていたので。僕が入っている間にそれができなかったのが残念ですけど。

ーー前半はシュートが枠に当たったシーンなどもあり、積極的にゴールを狙う姿勢が見られました。

浅野 自分の課題の一つとして、ゴールに絡むというところは取り組んでいかないといけない。これからリーグ戦も始まりますし、今日の試合も勝利とともに、自分のアピールの場でもあると思っていたので、ゴール前というところはどんどん勝負していきたいと思っていました。

ーー昨シーズン、終盤戦では出場できないこともありましたが、今日は先発を勝ち取りました。

浅野 今でもスタメンに定着できている立場ではないですし、キャンプから通して、今日もぎりぎりでスタメンに入ったという感じ。そこは次の試合に向けてアピールしていかなくてはいけない。引き続き、危機感を持ってやっていきたい。

ーー練習ではゴールへの意識を見せられていましたか?

浅野 練習ではゴールに絡むシーンというよりは、個人のところでどれだけ動けて、どれだけ目の前の相手との勝負に勝てるかというのがアピールになる。練習でもサイドをやることが多いので、ゴールとの距離は遠いですけど、攻撃だけではなく守備のところでもしっかり走るというのは常に意識していて、それが今日のスタメンにつながったかなと思います。

ーーブンデスリーガ開幕戦に向けて、意気込みをお願いします。

浅野 今日はスタメンで出ましたけど、これという結果は残せなかった。アピールできたかというと、そんなにできなかったので、まずは明日から次の試合にまたスタメンで出られるようにアピールしていきたいです。開幕戦で絶対勝って、勢いに乗りたいですね。1部は日本人がいるチームが多いので、対戦するのが楽しみです。