古巣復帰後は絶好調。ゴメスがシュトゥットガルトの救世主に
シュトゥットガルトが監督交代を機に息を吹き返した。タイフン・コルクト監督就任後の7試合でリーグトップの勝ち点17を稼ぎ、順位表でも14位から8位まで浮上。好調なチームをけん引するのはウィンターブレーク中にウォルフスブルクから電撃復帰を果たしたマリオ・ゴメスだ。32歳のベテランストライカーは第27節のフライブルク戦で2ゴールを決めて健在ぶりをアピールした。
古巣を甦らせた残留請負人
ゴメスはフライブルク戦後、「シュトゥットガルトの残留を手伝うために来た。チームは今いい方向に向かっている。自分にとってはそれがすべてだ」と話し、何よりもチームの勝利を喜んだ。これでアウェーでは2試合連続でのドッペルパック達成。チーム復帰後すでに6ゴールを挙げているが、いずれも敵地での貴重なゴールだ。サポーターはホームでの復帰ゴールを待ちわびているが、「ストライカーの仕事はゴールを決めること。それがどこであっても関係ない」と本人は全く意に介していない。
シュトゥットガルトは後半戦に入ってリーグ3位の好成績を残しており、ゴメスはチームの全12得点のうち実に7得点に絡んでチームトップのスコアポイントを記録。6ゴールもチーム最多だ。