ザンクト・パウリ、黒星喫し首位浮上の機会逃す
ブンデスリーガ2部第11節3日目が10月28日に行われ、宮市亮が所属するザンクト・パウリは本拠地で奥川雅也のキールと対戦し、0ー1で敗れた。宮市は58分から途中出場、奥川は89分までプレーした。 ザンクト・パウリ 0ー1 キール
スコアレスのまま後半に入ると57分、キールがチャンスを迎える。キンソンビが右から中へ持ち替え、左足を振り抜いたものの、ボールは枠に弾かれてしまう。その2分後には、右サイドを駆け上がったデームのセンタリングをゴール前のセッラが頭で押し込み、キールが先制に成功した。
ザンクト・パウリも89分、裏へ抜け出したアラギがGKクロンホルムの上を越すループシュートを放ったが、クロスバーをかすめながら枠の外へ流れた。
このままキールが逃げ切り、敵地で勝ち点3を獲得。ザンクト・パウリは今季4敗目を喫し、首位浮上の機会を逃してしまった。
【得点】
ザンクト・パウリ:なし
キール:セッラ(59分)
【ラインナップ】
ザンクト・パウリ(4ー2ー3ー1)
ヒンメルマン;ドゥジアク、ツィーアアイス、アベボア、ブバラ;フルム(75分 ゼヒル)、クノル;シャヒン(58分 宮市)、メラーダーリ、ノイデッカー(66分 フェーアマン);アラギ
キール(4ー3ー3)
クロンホルム;デーム、シュミット、ヴァール、ファンデンベルク;ミューリング、メッファート、キンソンビ;シンドラー(69分 メルシェル)、セッラ(76分 カラゾル)、奥川(89分 テスカー)