フランクフルトのコバチ監督「決勝では何が起きてもおかしくない」
アイントラハト・フランクフルトが1988年以来となる5度目の優勝を目指して5月27日のドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝に臨む。シーズン後半戦はリーグワーストの成績に沈み、最終的にはリーグ戦を11位で終えたが、この大会に優勝すれば欧州リーグ(EL)の出場権を手にすることができる。ドルトムントとの決戦を前に、ニコ・コバチ監督が記者会見に臨んだ。
——ドルトムントについて
コバチ チーム力はドルトムントのほうが上だが、決勝では別の要素も絡んでくる。彼らの好きなようにはさせないし、全力を尽くすよ。
——決勝に向けて準備してきたこと
コバチ これまでの試合と同じように、いつもと変わらない準備をしてきた。この状況で特に目新しいことをしてもあまり意味はない。
——遠征メンバーについて
コバチ 負傷中の選手も含め、クラブ全体でベルリンに向かう。試合に出られる状態にあるのは20人で、そこからベンチ入りの18人を選ぶよ。
——リーグ最終戦後のサポーターからの激励について
コバチ ウチのサポーターは唯一無二の存在だ。それに肩を並べられるクラブはブンデスリーガでも3つか4つしかないだろうね。
——復帰した選手について
コバチ 選手起用の選択肢が増えて良かったよ。ヘスス・バジェホとアレクサンダー・マイヤーはコンディションも整っているし、スロボダン・メドイェビッチとアンデルソン・オルドニェスも出場できる可能性が高い。
——優勝の可能性について
コバチ 普通に考えれば我々は本命ではない。ただ、試合では何が起きてもおかしくない。自信を持ってベルリンに向かう。
——決勝での戦術について
コバチ 攻撃が機能してくれることを期待している。相手を苦しめられるようにしたいね。うまくゲームに入らなければ勝利は目指せない。
——生まれ故郷のベルリンで決勝が行われることについて
コバチ ベルリンを訪れ、多くの友人や家族に会えるのを楽しみにしている。私にとっては、そのことがこの一戦をより特別なものにしている。