降格が決まったケルンは“最速”でのブンデスリーガ復帰を目指す - © © imago / Beautiful Sports
降格が決まったケルンは“最速”でのブンデスリーガ復帰を目指す - © © imago / Beautiful Sports

ケルンが最速でブンデスリーガ復帰を果たす5つの理由

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大迫勇也が所属するケルンが2試合を残してブンデスリーガからの降格を余儀なくされた。通算6度目の2部落ちが決まった古豪にとって、何よりも大事なのは最速でブンデスリーガに復帰することだが、1年での返り咲きは十分に実現可能なノルマだ。そう言える5つの理由を紹介する。

1)クラブを取り巻く強い絆

ドイツ代表DFのヨナス・ヘクターは、残留がほぼ絶望的となった状況でクラブとの契約を2023年まで延長。同じくGKティモ・ホーン、MFマーコ・ヘーガーも残留を表明した。ドイツ代表でレギュラー格のヘクターのような選手が、自らの意志で2部でのプレーを選ぶのは異例のこと。ヘクターは契約延長の際にクラブへの熱い思いを明かしたが、ホーンもヘーガーも他クラブから引く手あまたの中で残留を決めている。

選手の移籍が活発な現代サッカー界では非常に珍しいことだが、ホーンはさらに何人かのチームメートが自分たちに続くはずだと予告している。ケルンのホームゲームでキックオフ前に流れるクラブソングにこんなフレーズがある。「僕らは君とともに歩む。たとえ火の中でも、それが必要なら」だ。今、ケルンの選手やサポーター、クラブの間で頻繁にSNSで使われているのが「火の中」を意味する“#durchetfüer”だ。ケルンを取り巻く絆は苦しい時にこそ強くなる。

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