ここまでリーグ戦12試合で3ゴール。浮上のためにはゴメスのさらなるゴールが必要だ - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
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ゴメス「試合を楽しみにしている」

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ブンデスリーガ第13節を終えて2勝4分け7敗の15位。ウォルフスブルクがまさかの不振に陥っている。現在3試合白星なしという苦しい状況の中、12月10日には王者バイエルン・ミュンヘンと対戦。この一戦を前にエースのマリオ・ゴメスが独占インタビューに応じ、チームの状況や古巣対戦への思い、そしてブンデスリーガの魅力について語った。

——ウォルフスブルクには素晴らしい選手がそろっていますが、不調に陥っている原因は何でしょうか?

ゴメス その質問に簡単に答えられるなら、すでにこの状況を変えているだろうね。一つを変えたら、すべてが良くなるなんてことはあり得ない。多くの原因があるはずだ。僕らは今、自信を持ってプレーできていない。前節のヘルタ・ベルリン戦(2-1で後半へ折り返したが、結果は2-3の逆転負け)の前半のように、僕らはシンプルに戦うことに集中しなければいけない。

——第10節のフライブルク戦に3-0で勝利した後、バレリアン・イスマエル監督が正式就任したことで落ち着いたかに思われました。これがチームの自信につながらなかったのはなぜでしょうか?

ゴメス フライブルク戦後、僕らは希望を持っていたが、そんなに簡単ではなかった。一度の勝利で調子を取り戻せるわけではないんだ。クラブは一丸となって不調の原因を分析しなければいけない。どのトレーニングセッションでも、選手たちは素晴らしい能力を見せている。みんなで切り替えて次へ進まなければいけない。

——ウォルフスブルクは12月10日に敵地でバイエルンと対戦します。古巣であるバイエルンは最近、初黒星を喫して首位から陥落しました。

ゴメス バイエルンのような常に勝ち続けているチームでも、新しい監督が新しい哲学を取り込もうとすれば、すべてが根づくまでには時間がかかる。バイエルンでは3つの引き分けでも、それは“危機”を意味するんだ。でも納得のいく勝利を一つ収めることができたら、またいつもどおり連勝街道を突き進むだろうね。

——3年ぶりにアリアンツ・アレーナでプレーしますが、今の気持ちは?

ゴメス バイエルンでは選手として最も良い時期を過ごした。ミュンヘンは僕のホームでいつも心の中にある。今でも自分がバイエルンの選手だと思ってしまうぐらいだよ。よくミュンヘンに行くし、バイエルンには友達も多いからね。今回の試合を楽しみにしている。でも、今のチーム状況を忘れるほど興奮はしていないよ。

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