ウォルフスブルクとブラウンシュバイクの奇妙な関係
5月25日と29日に行われる昇降格プレーオフでウォルフスブルクとブラウンシュバイクが激突する。両クラブは同じニーダーザクセン州の都市をホームとしているが、歴史上、これまではほとんど関わり合うことがなかった。
ほとんど接点がない“ご近所”クラブ
ウォルフスブルクの本拠地フォルクスワーゲン・アレーナとブラウンシュバイクの本拠地アイントラハト・シュターディオンの距離はわずか35kmしか離れていない。しかし、この短い距離の移動は両チームの選手やサポーターにとって決して馴染みのあるものではなかった。
1963年のブンデスリーガ創設以来、公式戦での対戦はわずか10試合。リーグ戦に限れば4試合のみだ。ブンデスリーガの舞台での唯一の対戦は2013/14シーズンで、その時は昇格組のブラウンシュバイクが1勝1分け(A:2ー0、H:1ー1)と勝ち越した。ただ、ウォルフスブルクは2008/09シーズンのブンデスリーガ王者であり、2014/15シーズンには2位の好成績を収めている。一方、ブラウンシュバイクがブンデスリーガでプレーしたのは過去30年でわずか1シーズンだけだ。