アリ「開幕が待ちきれない!」
内田篤人が所属するシャルケはこの夏、フランスのナントから20歳のMFアミーヌ・アリを獲得した。巧みなドリブルとスピードを持ち味とするサイドアタッカーがインタビューに応じ、ブンデスリーガのこと、そして心待ちにする“親友との対戦”について語った。
――シャルケに合流してだいぶ経ちましたが、新チームはどうですか?
アリ とても幸せだよ。フランス語を話せるベンジ(ベンジャミン・スタンブリ)、ナビル(ベンタレブ)、ブレール(エンボロ)のおかげでチームに馴染むのも楽だった。いつも力になってくれるナルドもいる。監督もフランス語が分かるからとても助かっている。チームの雰囲気も最高だね。僕はまだ若く、これが初めての国外移籍だけど、すごく居心地がいいし、想像していたような不安は全くなくなった。
――チームのクオリティをどのように評価していますか?
アリ クオリティの高さは言うまでもないよ。テストマッチもいい結果が出ているしね。ただ、本当の力は実際に開幕して何試合か戦って見ないと分からない。それでも、このチームがある程度の結果を残せることには確信を持っている。
――具体的に言うと?
アリ 残念ながら今季は欧州カップ戦に出られないけど、来季は出場できるよう全力でやっていく。ブンデスリーガは各チームの力が拮抗していて、欧州カップ戦の出場権を得るためにはハードな練習を重ねていかないといけない。
――ドメニコ・テデスコ監督の印象はどうですか?
アリ とてもポジティブだね。コミュニケーションをとても大事にしていて、個別に話をする機会も多いんだ。例えば、昼食の時に僕のところにきて、直前までの練習で改善できた点などを説明してくれたりね。たくさんのアドバイスをくれる監督だよ。まだ若いけど、強い向上心を常に感じることができる。彼と一緒にチームは前進していけるはずだ。