日本人対決、1ー1のドローで終戦
12月4日、ブンデスリーガ第13節最終日が行われ、宇佐美貴史が所属するアウクスブルクは、長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトと本拠地で対戦し、1ー1で引き分けに終わった。宇佐美は74分に交代出場し、2試合連続でピッチに立ったが得点に絡むことはできなかった。また3バックの中央に入った長谷部は6試合連続でフル出場している。
アウクスブルク 1ー1 フランクフルト
立ち上がり、試合を優勢に進めたのは、バランスの取れたポジショニングでボールを回すフランクフルトだった。最初のチャンスは10分、右サイドからのクロスにマイヤーが頭で合わせたが、これはアウクスブルクのGKヒッツにキャッチされている。
だが、そのわずか1分後、マイヤーがロングボールを頭で流し、それを受けたルゴタが巧みなコントロールからシュートをゴール右隅に決め、フランクフルトが先制点を奪う。
後半に入り、両者一歩も譲らない展開が続いていたが、66分にはゴール手前5mの位置からマイヤーがシュート。しかしアウクスブルク守備陣がゴールラインぎりぎりでボールをかき出した。
1-1のまま迎えた74分には宇佐美がピッチへ登場。左サイドMFの位置に入り、相手に激しいプレッシャーをかけるなど、良い動きを見せるが、ボールに触れる機会はなかなか巡ってこない。
【得点】
両者とも勝ち点3を目指し、最後まで積極的にゴールを目指したが、このまま試合は1ー1で終了。アウクスブルクは3試合連続の引き分けとなり、直近4試合で負けなし。またフランクフルトの4連勝はならず、ホッフェンハイムに抜かれ5位に後退している。
アウクスブルク:チ(34分)
フランクフルト:ルゴタ(11分)
【ラインナップ】
アウクスブルク(4ー2ー3ー1)
ヒッツ;フェアハーク、ヤンカー、ヒンテレッガー、スタフィリディス;コア、バイヤー(90分 カチャル);シュミード(83分 タイグル)、アルティントップ、マックス(74分 宇佐美)、チ
フランクフルト(3ー1ー4ー2)
フラデツキー;アブラハム、長谷部、バジェホ;マスカレル;チャンドラー、ガチノビッチ(62分 バルコク)、フスティ(74分 ヘクター)、オチプカ;ルゴタ(87分 セフェロビッチ)、マイヤー