アウクスブルク、2位ライプツィヒ相手に価値あるドロー
3月3日、ブンデスリーガ第23節初日が開催され、宇佐美貴史が所属するアウクスブルクは本拠地でライプツィヒと対戦し、2ー2で引き分けた。ベンチ入りした宇佐美に出場機会はなかった。
アウクスブルク 2ー2 ライプツィヒ
アウクスブルクの激しいプレスを受け、序盤はライプツィヒがやや後手に回る展開となる。そんな中、先制点が生まれたのは19分のことだった。ケイタのクリアミスを高い位置でスタフィリディスが拾うと、さらにザビッツァーをかわして左足一閃。約30mの距離から強烈なミドルシュートがゴール右に突き刺さり、アウクスブルクがリードを奪った。
しかし、徐々に持ち前の鋭いカウンター攻撃が出るようになったライプツィヒも25分、素早い縦への展開からケイタが最終ラインの間へスルーパス。ウェアナーがこれを受け、ペナルティーエリア内、ゴール正面からシュートを放つ。GKヒッツもなんとかこれに触れたものの、ボールの勢いは衰えず、左ポストを叩きながらネットへ。試合は1ー1の同点となった。
前半終了間際の42分、アウクスブルク守備陣の裏へロビングボールが送られ、イルサンカーがペナルティーエリア内に進入。3バックの中央に入るカチャルがこれをファウル気味に止めたが、イトリッヒ主審のホイッスルが鳴ることはなく、プレーは続行された。