新天地ドルトムントで好スタートを切ったボス監督 - © © gettyimages / Lukas Schulze
新天地ドルトムントで好スタートを切ったボス監督 - © © gettyimages / Lukas Schulze

さらなる改善を目指すボス監督

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ドルトムントを率いるペーター・ボス監督が新天地で最高のスタートを切った。ブンデスリーガでは無敗で首位をキープ。しかし、同監督はチームにはまだ改善の余地があると考えている。

手探りで始まった新たな挑戦

ボス監督率いるドルトムントはブンデスリーガ第7節を終えて6勝1分けと唯一無敗をキープ。チーム総得点は「21」、総失点はわずか「2」と攻守両面で完璧なパフォーマンスを見せている。5連覇中の王者バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差は早くも「5」に広がり、ドルトムントファンは2012年以来となるマイスターシャーレに期待を膨らませている。

もっとも、就任当初のボス監督には不安もあったようだ。「ブンデスリーガで私のやり方がハマるのかを見極めるのは簡単ではなかった。しばらくの間、ドイツにはいなかったからね。ペップ・グアルディオラもバイエルンに来た時は同じような問題を抱えていたはずだ。彼はバルセロナで自身のスタイルを確立していたが、“ブンデスリーガでそれが通用するのか?”と考えただろう。全く分からないことなんだよ」

ボス監督は昨季、アヤックスを率いてチームを欧州リーグ準優勝に導き、その手腕を買われてドルトムントの指揮官に就任した。「欧州で最も有力なリーグの一つで戦うドルトムントから声がかかった時は誇りと興奮を感じたよ。だが、もちろんサッカーにおける挑戦が最も重要な側面だった。ここに来て約3カ月になるが、まだ3週間しか立っていないように感じる。すべてのことがものすごく早いスピードで起きている。すべてを吸収し、ここに根を下ろそうと思っているよ」

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