「デア・クラシカー」に臨む両軍指揮官が会見実施
3月31日のブンデスリーガ第28節2日目に行われる「デア・クラシカー」を前に、バイエルン・ミュンヘンのユップ・ハインケス監督は30日、ドルトムントのペーター・シュテーガー監督が29日に、それぞれ公式会見を行った。両軍指揮官のコメントは、以下の通りとなっている。
【ユップ・ハインケス監督】
アルトゥーロ・ビダルは太ももにひどい打撲を負っていますので、明日の試合では起用できません。フアン・ベルナートもけがをしているため、試合に出場しないでしょう。それ以外の選手は全員、問題ありません。ジェローム・ボアテングも普通に練習を行いましたし、すべてが順調です。
我々にとって、いつ優勝を飾るのかはあまり大きなことではありませんし、いたって冷静です。今季序盤、一時は首位ドルトムントに5ポイントも勝ち点差をつけられてしまいましたが、今はこのような状況にあります。本当に素晴らしいパフォーマンスですね。
【ペーター・シュテーガー監督】
マーコ・ロイスもエーマー・トプラクも、まだチーム練習に合流していません。2人がバイエルン戦に間に合うかどうか、非常に疑わしいです。
バイエルンはとても高いレベルを持っているチームです。(昨年末の)ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)で対戦した時も、勝利を目指し、チャンスをものにしようとしましたが、厳しい試合となってしまいました。彼らは、自分たちがベストチームでなければならないという気持ちを持っています。
我々のプランは、バイエルンのリーグ優勝を目の前で見ないようにするということです。土曜の試合で我々は2つの基本的なことを守る必要があります。1つは安定した守備をすること、そしてボールを持った時に積極的に絡むことです。バイエルンのリズムを崩さなければなりません。