香川「最後の最後でやられた」
欧州リーグ(EL)準々決勝第2戦が4月14日に行われ、香川真司の所属するドルトムントは敵地でリバプール(イングランド)と対戦し4-3で敗れた。これにより2戦合計は5-4となり、ドルトムントの準々決勝敗退が決定した。試合後、先発から77分までプレーした香川がインタビューに応じている。
――悔しい結果になりました。
香川 まぁそうですね。最後の最後でやられたので・・・悔しかったです。
――香川選手も先発出場しました。
香川 そうですね、まぁチームとして良い入りをして、2点差を維持できた中で逆転負けをするというのは、すごく・・・ましてや後半だけで4失点というのは、ちょっと受け入れがたいものですけど、リバプールと対戦して強さというのは肌で感じました。1人1人のクオリティ、プレーの質、強さも・・・そしてやはり彼らのホームということもあったんでね、前への意識だったりフィジカルの強さは感じてたので。それに僕たちが耐えることができなかったと思います。
――試合への入りという点では、どのようなプランだったのでしょうか?
香川 アウェーでしたけど、みんな点を取る意識は持っていましたし、その中で速いカウンターであったりが良い形で決まったので。それで2点、ポンポンと入って・・・守備での意識という意味では、どこでボールを奪うのかであったり、ボールが入った時にそこで起点を作れられたりしていたので、やってても守備がうまく・・・まぁ最後のところで相手が外してくれたりしてましたけど、崩される場面も多かったので、嫌な雰囲気はしてました。ただ、やはりゼロで(前半を終えた)っていうのはすごく大きかったので。ただ、後半改めて彼らが前に出てきて、1点取って自信を得たのかなと感じましたし。で、(ドルトムントが)3点目を取って、また逆に失点してしまって、彼らに勢いを与えてしまったというのもあるので、失点の時間帯も悪かったのかなと思います。
――序盤に2点が早く入りすぎてしまったことで、受けに回ってしまったということはなかったのでしょうか?
香川 2点先制してるんでね、ある程度受けにまわる時間帯も受け入れなきゃいけないですし、相手に支配されることも想定していたのでね。なので僕自身は、支配されることに関しては問題ないと思ってたし。最後のところで耐えてね、2-0で抑えることが何より大事だったので。ただ、相手は後半、勢いであったり、攻撃の質であったり、クオリティは落ちなかったですし、早い時間帯で1点取ったことが、彼らにさらに自信を与えたのかなと思います。