ドルトムントでの最終戦、フメルス「やっと今、実感した」
ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)の決勝が5月21日に開催され、ドルトムントはPK戦の末にバイエルン・ミュンヘンに敗れて準優勝に終わった。この試合を最後にドルトムントからバイエルンへ移籍するマッツ・フメルスが試合後、インタビューに応じた。
——ドルトムントの一員としての最後の試合は、よりによって負傷交代となりました。こ自身がもうプレーできないと監督に合図したのでしょうか? それとも監督が負傷に気づいたのでしょうか?
フメルス 監督がもうこうれ以上できないと判断しました。交代の前からすでに痙攣(けいれん)していましたし、どこを負傷したのかもよく分からない状態でした。ふくらはぎを痛めていたんです。走ろうとしましたが、それもできなかった。もう自分がプレーを続けることができないのは、皆さんもお気づきになったと思います。
——ドルトムントでの最後の試合、ご自身のパフォーマンスをどのように評価しますか?
フメルス それ(自分にとって最後の試合ということ)は重要ではありません。自分が良いプレーをしようが、悪いプレーをしようが、平均的であろうが、関係ないです。ただただ、がっかりしています。120分も戦って、勝つことができずに・・・。