バイエルンはミュラー(左手前)の先制点も実らず2-2の引き分けに終わった - © © gettyimages / Marco Luzzani
バイエルンはミュラー(左手前)の先制点も実らず2-2の引き分けに終わった - © © gettyimages / Marco Luzzani

CL16強第1戦、バイエルンは敵地ユベントス戦を2-2ドロー

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2月23日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦が行われ、バイエルン・ミュンヘンは敵地でユベントス(イタリア)と対戦し、2-2で引き分けた。なお、第2戦はバイエルンの本拠地で3月16日に開催される。

ユベントス 2-2 バイエルン

序盤からアウェーのバイエルンがボールを支配する。まずは13分、レバンドフスキがペナルティーエリア右を抜け出しGKと1対1になる。レバンドフスキは中央のミュラーへのパスを選択し、あとは無人のゴールに押し込むだけどなったが、ミュラーがトラップの際に足を滑らせシュートミス。ボールを奪われてしまい、バイエルンは決定機を逃した。さらに23分にはロッベンが右から強烈なボレーシュート、32分にはティアゴのFKからレバンドフスキがヘディングで狙ったが、どちらもネットを揺らすことはできなかった。しかし43分、右サイドからロッベンが上げたセンタリングがファーサイドへ渡り、コスタがダイレクトで中央に落とす。これがユベントスDFに当たってコースが変わり、こぼれ球をミュラーが蹴り込んでバイエルンが先制点を奪う。

後半に入り55分、素早く前線へボールを送るとレバンドフスキが最終ラインの前で受け、自ら前線へ運ぶ。そこから右を追い抜くロッベンにパスが出され、ペナルティーエリア右から中央へドリブルで移動してDFを振り切り、豪快なシュートをネットへ。バイエルンが昨季CL準優勝クラブの本拠地で2点のリードを奪った。しかし63分、CBのキミッヒがボール処理を誤ると、それをディバラに拾われ1点を失う。さらに67分にはマンジュキッチが中盤でボールを奪うと、自ら前に持ち運び、右を駆け上がるクアドラードへダイアゴナルのスルーパス。クアドラードはノイアーと1対1になるが、シュートはノイアーがきっちりセーブした。そして76分、バイエルンは低い位置でボールを失うと、センタリングからニアサイドのストゥラーロに決められ、同点に追いつかれる。終盤にはバイエルンが前への圧力を強めユベントスゴールに迫るも、このまま2-2で試合終了となった。