ケルン、安定した戦いを披露
ブンデスリーガ2015/16シーズンは残り7試合となった。ここで各クラブの現在の状況をおさらいする。第6回は9位の大迫勇也が所属するケルンをチェック!
チーム状況
現在9位と、順位表の上半分に位置しているケルン。シーズン序盤は快進撃を見せ、その後も極端にパフォーマンスが落ちることなく安定した戦いを披露しており、残留争いとは無縁の日々を過ごしている。したがって、今季ここまでの結果について、同クラブの面々はそれなりに満足感を覚えていることだろう。ただし、直近5試合で得た勝利はわずかに1度。シーズン後半戦でもたった2勝しか挙げられていないため、油断は禁物とも言える。
ラスト7試合の対戦相手
今後の展望
6位レーバークーゼンとの勝ち点差は9あり、現実的に考えれば来季欧州リーグ(EL)プレーオフ出場権獲得は厳しいと言わざるをえない。ただし、今シーズン残りの7試合で対戦する強豪クラブはドルトムントのみ。先述のレーバークーゼン、また7位マインツとの直接対決も控えているため、まずはその2試合に勝利し、さらに両クラブがつまずくことになれば、大逆転でのEL滑り込みとなる可能性もゼロではない。しかし同時に、17位アイントラハト・フランクフルトとの差もわずかに6ポイントしかなく、ホッフェンハイム、ダルムシュタット、アウクスブルク、ブレーメンなど下位クラブとの対戦で連敗が続けば、一転して残留争いに巻き込まれかねない。