10年目を迎える長谷部、ブンデスリーガでの軌跡
2008年1月、1人の日本人が海を渡り、ブンデスリーガの舞台へやって来た。当時24歳だった若者の名は長谷部誠。現在アイントラハト・フランクフルトに所属する同選手は2016/17シーズン、ブンデスリーガで10年目を迎える。
ブンデスリーガ優勝
ブンデスリーガ出場歴代2位
2016年1月30日、長谷部は第19節のアウクスブルク戦で日本人選手2人目となるブンデスリーガ200試合出場を達成した。試合後、「普通にやっていたら、いつの間にかそういう数字になっていた」と本人は振り返った。最多出場の奥寺氏の記録更新について尋ねられると、「プレーしている時代が違うので、簡単に比較もできないと思う。自分は例えその数字を抜いたとしても、奥寺さんのファーストインパクトには敵わない」と、あくまでも先人への敬意を忘れない。ただし数字上はあと21試合ーー(※2016/17シーズン開幕前)。早ければ2016/17シーズンのうちに長谷部が金字塔を打ち立てることになるだろう。