プレシーズンチェック(4):ハンブルガーSV
(1)今シーズンの目標
2016/17シーズンのブンデスリーガは8月26日にスタートする。そこで当サイトでは「プレシーズンチェック」と題し、各クラブの今季展望を探っていく。第4弾は酒井高徳が所属するハンブルガーSV。
開幕戦でバイエルン・ミュンヘンに0-5で敗れ、最下位からのスタートとなった昨季は、10位で戦いを終了。近年では最も安定したシーズンを過ごした。今季を迎えるにあたり、シュトゥットガルトからフィリップ・コスティッチを、バルセロナ(スペイン)からアレン・ハリロビッチを、そしてアイントラハト・フランクフルトからルカ・バルトシュミットを獲得し、攻撃的MFの層は各段に厚くなった。また、FWでは日系人のボビー・ウッド、GKにもクリスティアン・マテニアが加わり、それぞれピエールミシェル・ラソッガとレネ・アードラーのバックアッパーを務めることも決定。指揮官の口から明確な順位目標などは語られていないが、4シーズンぶりの1桁順位を目指すことは明白であり、あわよくば欧州リーグ(EL)出場権も狙っていきたいところだ。