ダルムシュタットについて知っておきたい5項目
ダルムシュタットについて紹介する。
(1)2度のブンデスリーガ挑戦
ダルムシュタットがブンデスリーガに初めて登場したのは1978/79シーズンのこと。しかし、トップリーグの壁は高く、同シーズンを最下位で終了し、1年でブンデスリーガ2部へ降格してしまう。それから2年後、同2部で首位に輝き、再び1981/82シーズンにブンデスリーガへ戦いの場を移すも、2度目の挑戦も17位となり、残留という目標が実ることはなかった。するとダルムシュタットの転落が始まり、11年間をブンデスリーガ2部で過ごした後、1993年には3部へ降格。ほんの数年前まで3~4部を行き来するクラブとなってしまった。
(3)本拠地
(4)ユリ
ダルムシュタットの愛称は「Lilien(リーリエン)」。Lilienとは「ユリ」を意味する「Lilie(リーリエ)」の複数形で、ダルムシュタット市章にも描かれている。クラブの公式応援ソングにも頻繁にこの単語が登場するなど、ドイツサッカー界で「リーリエン」はダルムシュタットを指す言葉として広く知れ渡っている。
(5)女子テニスプレーヤーも応援
旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)のトゥズラ出身で、幼少期にドイツへ移住した女子プロテニスプレーヤーのアンドレア・ペトコビッチは、ダルムシュタットに居住しており、同クラブのファンとして知られている。昨年夏、シュスター監督(当時)とTV番組に出演し、「開幕戦でダルムシュタットが負けなければ、スタジアムでソーセージを焼く」と宣言したところ、同クラブは引き分けで90分間の戦いを終了。これにより、ペトコビッチは同年11月末、この公約を果たすことになった。