第24節は3月1日(火)に2試合、2日(水)に7試合を開催
第24節は3月1日(火)に2試合、2日(水)に7試合を開催

ミッドウィーク開催の第24節、見どころを紹介

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3月1日(火)20時(日本時間翌朝4時)キックオフ

ブンデスリーガ第24節は、3月1日(火)、2日(水)の平日に開催される。前節から中3日ほどでの試合となり、各クラブにとって正念場だ。日本人選手が所属するクラブの今節の見どころをまとめて紹介する。

ハノーファーウォルフスブルク

前節シュトゥットガルト戦で9試合ぶりに白星を挙げたハノーファーは、この試合でもエース清武弘嗣の活躍に期待がかかる。前半戦の同カードでは、清武の値千金の同点弾で5連敗をストップさせた。今季のウォルフスブルクはアウェーで1勝4分6敗と勝率が悪く、ハノーファーは連勝を狙うチャンスだ。清武、山口蛍、酒井宏樹の日本人トリオの連携も勝利の鍵を握る。

インゴルシュタットケルン

10位のケルンは9位のインゴルシュタットと敵地で相見える。ブンデスリーガでの対戦は前半戦の1回のみで、1-1の引き分けだった。今季はスタートダッシュに成功したケルンだったが、現在は停滞気味。連敗中で、アウェー戦では5試合未勝利(4分1敗)となっている。前半戦はコンスタントに先発していた大迫勇也だが、後半戦に入ってからスターティングメンバーに選ばれたのは第22節メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦の一度のみ。それも前半45分での交代となり、前節ヘルタ戦はベンチ外だった。出場チャンスを得たら、結果を出してアピールしたい。

3月2日(水)20時(日本時間翌朝4時)キックオフ

ダルムシュタットドルトムント

香川真司の所属するドルトムントはアウェーに乗り込み、昇格組のダルムシュタットと対戦する。もちろん、目の前の試合に集中しなければならないが、ドルトムントは今節の3日後、ホームでバイエルン・ミュンヘンとの「デア・クラシカー」が控えている。ドルトムントとしては、大一番を前にバイエルンとの勝ち点差(8)をこれ以上広げるわけにはいかず、弾みをつけるためにもダルムシュタット戦は勝利を収めなければならない。

バイエルン・ミュンヘンマインツ

首位バイエルンは本拠地でマインツを迎え撃つ。こちらもドルトムントとの「デア・クラシカー」を前に、主将のフィリップ・ラームが「勝負の週」と位置づけており、マインツ戦でまずは勝利し、次節でドルトムントを下して早くも優勝を決定づけたい様子だ。ベストメンバーの攻撃陣が揃っている王者に対し、マインツはどう対応するのか? ただし、バイエルンはDFに負傷者が続出しており、カウンターからゴールを狙うことは十分可能だろう。離脱中の武藤嘉紀の復帰はこの試合ではなさそうだ。

ヘルタ・ベルリンアイントラハト・フランクフルト

今節、唯一の日本人対決となりそうなのが、原口元気のヘルタ・ベルリンと長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトの一戦。ヘルタは前節、ようやく後半戦初勝利を収めたばかりだが、順位は3位と欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を自動で獲得できる位置にいる。また、今季はホームで6勝4分1敗とサポーターの声援を背に、力を発揮している。それとは対照的に、フランクフルトは5試合未勝利(3分2敗)で、下から4番目。残留争いから遠ざかるために、なにがなんでも勝ち点を奪いたいところだ。

シャルケハンブルガーSV

直近3試合で2分1敗と調子の上がらないシャルケだが、今節ホームに迎えるハンブルクとは相性が良い。対戦成績は36勝23分36敗と全くの互角だが、シャルケがブンデスリーガ所属クラブでこれほど白星を挙げた対戦チームは他にはなく、得点も最多134ゴールを奪っている。本来は日本人の右SB対決となるはずだが、内田篤人の復帰はまだ先のようだ。一方、ハンブルクの酒井高徳は4試合連続でフル出場しており、その間チームは1勝3分で負けなしとなっている。