マインツ武藤、大迫は「ケルンで一番起点となる選手」
【大迫勇也】
11月21日に開催されたブンデスリーガ第13節で、大迫勇也と長澤和輝が所属するケルンは本拠地で武藤嘉紀のマインツと0-0で引き分けた。試合後、フル出場した大迫と先発して68分までプレーした武藤がインタビューに応じた。
―― スコアレスドローという結果になりました。
大迫 もったいない試合だったと思います。ホームでしたし、先制できればもう少し簡単な試合にできたと思います。
―― 試合の入り方は、どうでしたか?
大迫 ふわっと入ったのは確かにありましたけど。それでも立ち上がりが良かったです。そこから少しずつ雰囲気が変わってしまいました。
―― きょうは右サイドのポジションでプレーしました。
大迫 もっと得点に絡むプレーをしていかなければ。きょうは2トップが、なかなかボールを収めることができずに難しかった。
―― 後半にはトップ下に入りました。
大迫 ボールが落ち着くところがなかったので、そこはしっかりとやろうと思っていました。
―― 右サイドから何度もチャンスになりそうな場面もありましたが?
大迫 なかなか合わせることができなかったです。試合中に(味方と)話はしていたのですが。
【武藤嘉紀】
―― 引き分けの結果については?
武藤 アウェーで0-0ということで、チームとしては良かったと思いますが、FWとしては点が取れなかったので・・・。勝てた試合だとは思います。
―― 大迫選手と対戦してみて?
武藤 ケルンで一番起点となる選手だと思います。大迫選手からかなりチャンスがつくられていたので。ゴールを決められなくて良かった。
――代表帰りでしたが、コンディションはいかがでしたか?
武藤 コンディションとしては、それほど悪くなかったと思います。ただ、判断ミスがあったりはしました。
――CKからのヘディングで惜しい場面もありました。
武藤 相手がゾーンディフェンスだったので、後ろから飛び出せば見えないと思って。もう少し弱く当てれば良かったです。
――前半戦も残り4試合です。
武藤 上位に食い込んでいくためには、こういう接戦でしっかり勝たなくてはいけない。下位のチームとの対戦も続くので、しっかり勝ち切りたいです。