17位で前半を折り返したハノーファーは、後半戦から新監督を迎えて再出発する
17位で前半を折り返したハノーファーは、後半戦から新監督を迎えて再出発する

前半戦総括:ハノーファー

xwhatsappmailcopy-link

2015/16シーズンのブンデスリーガは折り返し地点に到達した。選手たちは現在、1月22日に開幕する後半戦に向けて英気を養っている。ここで各クラブの前半戦を振り返る。最終回は清武弘嗣と酒井宏樹が所属し、1月から山口蛍が加入するハノーファーにスポットを当てる。

チーム状況

昨季は最終節の勝利により降格を免れたハノーファーだったが、今季も難しいシーズンとなった。主将を務めていたラース・シュティンドル(現メンヘングラートバッハ)ら主力を何人も放出し、背番号10番を託した清武弘嗣はけがにより開幕から3試合を欠場。第7節まで2分5敗と未勝利が続いた。第8節ブレーメン戦でようやく初勝利を手にすると、4試合で3勝を挙げてチームの状況は上向きに。しかし、再び清武の離脱もあり、また下降の一途をたどってしまう。結局、4勝2分11敗と黒星が大きく先行し、下から2番目の17位で前半戦を終えた。

年内最終戦から2日後の12月21日、昨季終盤からチームを率いたミヒャエル・フロンツェック監督が辞任を発表。28日にはアイントラハト・フランクフルト前監督のトーマス・シャーフ氏が後任に就くことが明らかになった。後半戦は心機一転、ゼロからのスタートとなる。

- © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

トップデータ

    ビックチャンスでのシュート決定率はリーグトップの72.7%CKを得点に結びつける確率はリーグトップ(18本で1回の確率)守備陣の空中戦の勝率は64.1%でリーグトップ

- © gettyimages / Oliver Hardt

前半戦MVP:サリフ・サネ

- © gettyimages / Stuart Franklin

清武弘嗣

- © gettyimages

酒井宏樹

山口蛍

2015/16シーズン前半戦総括一覧